何の後ろ盾もなく会社を興して数千人の組織に育てるって、常人じゃ無理なんですよ。遊びも何も犠牲にして働ける気力と体力、それに、「絶対に金が欲しい」「俺は組織をでかくしたい」という怨念がなきゃ無理なんですから。
そんな怨念じみた意欲がある人ってね、普通じゃないんですよ、普通じゃ。近所にいたら町内会の99.899%の人に「あいつおかしい」と言われているタイプです。
何の後ろ盾もなく会社を興して数千人の組織に育てるって、常人じゃ無理なんですよ。遊びも何も犠牲にして働ける気力と体力、それに、「絶対に金が欲しい」「俺は組織をでかくしたい」という怨念がなきゃ無理なんですから。
そんな怨念じみた意欲がある人ってね、普通じゃないんですよ、普通じゃ。近所にいたら町内会の99.899%の人に「あいつおかしい」と言われているタイプです。
その一方では、はっきりした診断が出たことで、バーリが営んでいる仕事やその営みかたの、ずいぶん多くの部分に説明がついた。例えば、確かな事実を手に入れる執念や、論理へのこだわりや、財務諸表の山を猛スピードで崩して均す能力…。アスペルガーをかかえる人間は、自分が何に興味を持つかを自分で制御することができない。バーリの特別な興味が、芝刈り機のカタログ収集などではなく、金融市場に向けられたのは、もっけの幸いというべきだった。そう考えられるようになったとき、バーリは、現代の複雑な金融市場が、そこに興味を持つアスペルガーの人間に褒美を与えるためにできているようなものだと気づいた。「サブプライム・モーゲージ債の目論見書をちゃんと読むことができるのは、アスペルガーの人間くらいのものでしょう」
| — | 銀と金 6話: マンガの名言 |